体内の発電器官で電気を発生させる能力をもつ魚類を総称して発電魚といいます。
発電魚の中でも、最強のパワーを誇るデンキウナギの仲間を新しく展示を始めました。
デンキウナギは、その名の通り電気を出すことができますが、一般的に知られているウナギ目との直接的な関係は無く、むしろナマズの仲間に近い種類です。
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バリイデンキウナギ |
レッドテールキャットフィッシュ |
3種のデンキウナギ
近年までデンキウナギは、1種類のみとされていましたが、2019年にDNA分析や頭骨の形状、発生させる電圧の違いから、Electrophorus voltai、E. varii、E. electricusの3種のデンキウナギに分類されました。
アトアで展示しているのは、Electrophorus variiです!
和名がまだついていないので、バリイデンキウナギと呼ぶことにしました。
体の8割が発電器官

デンキウナギの体の構造は特殊で、体の8割が発電器官になっていて、消化器官などの内臓は頭部のすぐ後ろにコンパクトに収まっています。
体の大半が発電器官になっていることで、強大な電気を作り出すことができるのです。
最高記録は、556ボルト!!
3種のデンキウナギのうち、最も強い電圧を放つのはE. voltaiで、最大860ボルトを記録しています。
では、バリイデンキウナギはというと、最大約600ボルトと言われています。
この強力な電気を発生させるのは、獲物を捕らえるときや身の危険を感じたときです。
アトアでは、水槽内に電気を感知する機器を繋げて、その日の最大電圧を表示しています。通常時は数十ボルトの表示ですが、餌を与えた瞬間に強力な電圧を感知して数百ボルトを記録することがあります。
300~500ボルトくらいを感知することが多いのですが、最高記録は556ボルトです!
最大に近いパワーを見せてくれています。
ぜひ、電圧値もご注目ください。
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| 最高電圧値 | 相性診断 |
また、デンキウナギの電気も利用した相性診断ギミックも用意したので、ご来館の際にはぜひお楽しみください。
(600Vを目指している飼育員)


