生きものを飼育する上で、飼育員として喜ばしい瞬間があります。
それは、生命の誕生です。
「餌が少ない・安心して暮らせない」など、生活している環境が悪いとなかなか繁殖してくれないことがあります。その中で、新しく生命が誕生すると、生きものたちから「安心して暮らせているよ」と、無言のメッセージを受け取った気持ちになります。
2026年が始まってすぐ、新しい生命が2種誕生しました。
①ランチュウ
最初に紹介するのはランチュウです。
孵化した直後は5ミリほどの小さな体で、数日はお腹の中にある栄養で生活できます。
しばらくして餌を与えるのですが、体が小さい分餌も小さくなくてはいけません。
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粉のような配合餌料をまずは与え、成長に合わせて小さな動物プランクトンのアルテミアを追加で与えています。
日に日に成長する姿を見て「どんな模様になるのか?」楽しみにしています。
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②ヤドクガエル
続いて紹介するのはヤドクガエルです。
親がオタマジャクシを背負って水辺へ移動させる習性を持っているのですが、水槽内では水滴のある植物の上でオタマジャクシの姿を確認しました。バックヤードへ移動して1匹ずつ飼育しています。

餌はランチュウと同じく、細かい配合餌料から与えています。糞をしてくれていると、ちゃんと食べているなと安心します。
展示水槽には3種類のヤドクガエルがおり、今回のオタマジャクシは親が不明なので、これまたどんな模様が出てくるか楽しみです。
新しく生まれた2種は、現在バックヤードで飼育しているので、見ていただくことはできないのですが、展示デビューできる日を担当の私も心待ちにしています。
(生きものの状態により展示を中止する可能性もあります。ご了承ください。)


