吉村作治のエジプト遺跡発掘60周年の集大成を、幻想的なインスタレーション「PLANETS」とともに公開。

吉村作治監修 エジプト遺跡発掘60周年「古代エジプト文明展」 神秘的な宇宙観と芸術性に秘められたメッセージ

2023年2月23日(木)~6月12日(月)

「奇跡の惑星」に誕生した古代文明。
その独自の宇宙観と芸術性は、時を超え、
現代に暮らす私たちに何を伝えようとしているのか。
吉村作治氏のエジプト遺跡発掘60周年の集大成を、
幻想的なインスタレーション「PLANETS」とともに公開。

「古代エジプト文明展」開催によせて

 早いもので私がアジアで初となるエジプト調査隊を組織して、エジプトの地へ赴いてから、半世紀以上の歳月が流れました。
私は小学校4年生、10歳の時に出会った1冊の本、「ツタンカーメン王のひみつ」が、私をエジプト考古学者へと、日本になかったエジプト考古学の創設へと導いてくれたのです。それはいじめられっ子だった私が、逃げ込んだ図書室にあった、イギリス人エジプト考古学者、ハワード・カーターの胸躍る発掘記でした。それ以来、約70年、私の発掘人生は続いています。
 本展は、その古代エジプト文明に魅せられ、発掘人生を歩んでいる私、「吉村作治」の今までの足跡とその成果をご紹介する展覧会です。
 そして今回、私が発見した太陽の船の実物の10分の1というスケールで復原した模型や発掘出土品も展示いたします。古代エジプト文明は脈々と今日まで受け継がれてきており、それら様々な思想や学術、美術などを、わかりやすくご紹介します。
 ツタンカーメンの出土品のレプリカや私の発掘した遺跡、遺物の再現、そして迫力ある映像など、古代エジプトの世界を楽しんでいただきたいと思います。一人でも多くの方に、この展覧会をご覧いただきたいと思います。皆様のご来場をお待ちしております。

吉村 作治

Sakuji Yoshimura

東日本国際大学総長、早稲田大学名誉教授(工学博士)。66年アジア初のエジプト調査隊を組織し約半世紀、発掘調査を継続。第二の太陽の船など多くの世界的な成果をあげ、現在もGPRやドローンを活用しクフ王墓探査などを実施。研究テーマはエジプト考古学はもとより比較文明学、日本の祭り、eラーニング教育など多岐に渡る。
公式HP 「吉村作治のエジプトピア」
https://www.egypt.co.jp/

楽曲提供

石井 竜也

Tatuya Ishi

茨城県北茨城市出身。高校卒業後、画家を目指し上京。米米CLUBとしての活動を経て、映画監督、オブジェ創作などを含め、音楽活動を軸にソロ・アーティストして活動中。
’22年、米米CLUB結成40周年・ソロデビュー25周年を迎えた。今年’23年は、6月から米米CLUBのコンサートツアーを控えており、時代の変化に合わせ、常に新しいテーマを提示し精力的にライブに挑戦し続けている。
オフィシャルサイト:www.t-stone.com

【主催】
átoa

【監修・企画】

総監修
吉村作治(東日本国際大学総長・早稲田大学名誉教授工学博士[早大])
監 修
内山博子(女子美術大学教授)
企画協力
株式会社アケト
協 力
一般社団法人日本エジプト考古学研究所
女子美術大学、NPO法人太陽の船復原研究所
東日本国際大学エジプト考古学研究所
WELL STONE VOICE
企 画
株式会社GSTYLE
一般社団法人国際文化交流推進委員会

ミュージアムショップで
グッズ販売中

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