3周年特別企画 AQUARIUMxART 石井竜也氏 作品展第3弾

龍ノ国

開催期間:2024/10/15(火)~2025/1/30(木)

会場:átoa館内 3F MIYABI
観覧料:無料 ※átoa入館料必要

主催:AQUARIUM × ART átoa
協力:WELL STONE VOICE , G STYLE

石井竜也来館 特別イベント開催決定!
チケット購入制

混沌の秘境「龍ノ国」から
風光明媚なMIYABI-和と灯の間-に七将軍が集結。
新たな物語がここに紡がれる。

アーティスト・石井竜也氏がデザインした
舞台衣装「甲冑」がMIYABIに出現する。
時は、“西暦2120年、
まだ鎖国体制の「龍ノ国」を七将軍が統治している“
という舞台設定に基づき、それぞれの地域を治める
武将の個性に合わせて細部までこだわり設えた
甲冑作品を石井竜也氏の音楽と共に堪能する。
この甲冑は、2018年に東京・明治座、
大阪・新歌舞伎座などで開催した
石井竜也コンサートツアー『陣』で、
実際に石井竜也氏も着用した舞台衣装である。
個性豊かな七体の「甲冑」が、
季節の移ろいを感じる風光明媚な和の空間に鎮座し、
新たな物語を創造する。

Artist 石井 竜也Tatuya Ishi

アーティスト。1959年生まれ。茨城県北茨城市出身。高校卒業後、画家を目指し上京。'78年に文化学院美術科入学、村井正誠に師事。文化学院在学中に米米CLUBの母体となるバンドを結成し活動を開始、'85年デビュー。楽曲の作詞・作曲、ステージセット、コスチュームなどバンドを総合的にプロデュースする。映画監督としても活動の場を広げ、'94年『河童』、'96年『ACRI』を公開。'97年の米米CLUB解散後('06年再始動)、ソロ活動開始。毎回テーマ性のある全国ツアー、アートパフォーマンス、オーケストラコンサートなどを展開する。また音楽活動に加えて「大阪HEP FIVE(商業ビル)」などの空間プロデュース、愛知万博「愛・地球博」レギュラープログラムの総合プロデュースなどを務め、'02年からは愛と平和を願うアート・インスタレーション「GROUND ANGEL」を開催し、のべ100万人以上を動員。インダストリアル・デザイナーとしてもノートパソコン、携帯、アクセサリーや食器など様々なデザインを多く手がけるほか、作品制作にも積極的に取り組み、'94年「未来遺蹟展」'97年「空想美術館」'99年「昇展」'02年「NUDE」'06年「Venus White」といった作品展を開催。また、ライフワークとしては古来より伝わるダルマを用いた不可思議でスピリチュアルなオブジェ"顔魂~KAODAMA~"の制作に取り組み、六本木・森アーツセンターギャラリー('08)、奈良・薬師寺('08)、京都('10)、NY('11)、神戸atoa('22)にて展覧会を開催。"顔魂"の創作は現在も留まることなく続き、その数は有に200体以上に及ぶ。

◇オフィシャルサイト 
www.t-stone.com

石井 竜也氏より
今回の企画展へ寄せてMessage from Tatuya Ishii

一見、荒唐無稽に見えて、「そんなこと、ありえないだろ!」と思うような話でも、歴史を紐解いてみると、意外と“こんなことやってたんだ!?”ということがあったりするものです。
例えば、種子島に鉄砲が伝来して100年も経たないうちに、日本ではもう何千丁という鉄砲が作られていて、鉄の作り方とかそういう技術全部が日本は優れていたから、すぐに世界に追いついちゃって世界の人がびっくりしたっていう。
そういうことがあるから、歴史を調べていくと、「これ、ちょっと変わったなら、全然違ってただろうな」ということをいっぱい思いつくんですけど、“これから100年経っても、ずっと鎖国してたなら、日本ってどういう国になってるんだろう?”って考えたらすごく面白くなってきて、それが、2018年の『陣』ツアーのモチーフになりました。
ここに紹介する甲冑を身につけた人たちが、どんな物語を展開するのか想像しながら、ゆっくりお楽しみください。