ウナギといえば「夏」のイメージをお持ちの方が多いのではないでしょうか。実際、日本には夏の土用の丑の日にウナギを食べる風習があります。しかし、これは養殖ウナギの旬にあたる夏の話。天然ウナギの旬は実は「秋」なのです。冬眠に備えて栄養を蓄えたり、産卵のために川を下ったりすることで脂がのり、今が最もおいしい季節を迎えます。
ウナギが海に生息している?
今回は、天然ウナギの旬に合わせ「ニホンウナギ」を展示いたします。当館で飼育しているニホンウナギは、なんと"海"で見つかった個体です。「ウナギが海に?」と驚かれる方も多いかもしれません。数年前には大阪の道頓堀川でニホンウナギが発見され話題となりましたが、やはり「川に生息する魚」というイメージが強いかもしれません。実際には、ウナギは川だけでなく、海や淡水と海水が混じり合う汽水域にも生息しています。
ウナギを守りたいという想いから生まれた商品とは
兵庫県神戸市に本社を置く食品メーカー カネテツデリカフーズ株式会社(代表取締役社長 村上 寛)が販売する「ほぼうなぎ®」は、絶滅危惧種であるニホンウナギを守りたいという想いから開発された商品です。開発に込められた想いなどと併せて、ニホンウナギの現状を紹介します。身近でありながら意外と知られていないウナギの魅力を、この機会にぜひお楽しみください。
<概要>
開催期間:2025年10月18日(土)~11月24日(月・祝)
開催場所:átoa3階 FOYER 企画展ブース
観覧料 :無料 ※別途アトアの入館料が必要です
展示生物:ニホンウナギ 1個体
協力 :カネテツデリカフーズ株式会社(https://www.kanetetsu.com/)
※生物の状態により、予告なく展示を終了する場合があります。