カピバラ「カピキラー」の死亡について

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202668()にカピバラの「カピキラー」(メス、7)が死亡いたしましたので、お知らせいたします。

「カピキラー」は、20244月に子宮疾患の疑いにより、麻酔下での治療を実施し、バックヤードにて療養を行っておりました。その後、順調に回復したため展示個体との同居再開を目指しておりましたが、その過程で他の個体から攻撃を受けてしまい、怪我の治療のため再度バックヤードでの飼育へと切り替えました。

カピバラは非常に強い結びつきを持つ「群れ」で暮らす動物であり、一度群れを離れると、たとえ家族であっても再び受け入れることが難しいというシビアな生態を持っています。その後も様々なステップを踏んで同居再開に向けた取り組みを続けましたが、強い警戒や威嚇が解けることはありませんでした。

カピキラーの安全を最優先に考慮し、展示の群れに戻すことは難しいと判断しました。元の群れに戻すことだけにとらわれず、カピキラーが安心安全に暮らせる環境づくりを最優先事項にバックヤードでの暮らしを整え、アニマルウェルフェアの向上を目指しました。

カピキラー専用の屋外エリアを整備し、散歩や日光浴をしたり、水浴びをしたり、満足のいくまで飼育員に撫でられたりとのんびりと元気に過ごしていました。
「再び表舞台でたくさんの人たちに愛されながら、カピキラーらしくカピバラの魅力を伝えてほしい」と他施設へのお引越しも検討していた最中、20263月より摂餌不良が見られはじめ、検査および治療等を行ってまいりましたが、68日(月)の11時頃に容態が急変し、獣医師を中心に懸命な治療を施したものの、飼育員に見守られる中2237分に死亡が確認されました。

摂餌不良の原因特定のため病理解剖を行った結果、死因は「不正咬合による摂餌不良に伴う衰弱」と考えられます。現在はさらに詳細な検査を進めております。

バックヤードで過ごしている間も、ご来館されたお客様から「カピキラーは元気ですか?」と温かいお声をたくさんいただきました。気にかけてくださった皆様へ、この場をお借りして心より御礼申し上げます。

これまでカピキラーを温かく見守り、愛してくださり、本当にありがとうございました。