「2コマで読める 飼育員が教えたい 生きものウラ話」を館内限定で新発売!
アトア飼育員が厳選した生きものにまつわるウラ話がユーモアたっぷりの2コマ漫画になりました。生きものたちにまつわる不思議や驚くべき姿を「ナマエ・カタチ・イキザマ」の3つのテーマに分けて紹介します。飼育員による解説や関連コラムも充実。アトアにいる生きものや飼育員が惚れ込んだ生きものについて、ちょっとマニアックな話題をお楽しみいただけます。
◆書籍概要
書名: 2コマで読める 飼育員が教えたい 生きものウラ話
著: AQUARIUM × ART átoa 教育普及委員会
漫画・イラスト: WM(なんかの菌)
発売開始日: 2024年8月8日(木曜)
販売場所: アトア 3階FOYER átoa LAB(アトアラボ)
販売価格: 1,980円(税込)
判型: A5判 本文64ページ オールカラー
~ 本に込められた思い ~
この本は、厳しい環境を生き抜く美しさや、思いもよらない不思議な姿など、生きものたちの魅力をもっと知ってほしいというアトアの思いから制作されました。アトアでは、生きものたちの魅力をさまざまな角度から感じていただきたいという願いから、イラストや造形物などのアートとして表現しており、階段やエレベーターなど館内の様々な場所で展示しています。2コマ漫画も展示アートとしてアトア内のとある場所に飾られています。2つのシーンで描かれた漫画ですが、そこには生きものたちの溢れんばかりの魅力がたっぷり詰まっています。『2コマで読める 飼育員が教えたい 生きものウラ話』では、新しく描き下ろされた2コマ漫画を多数追加し、さらに2コマ漫画に関連する解説やコラムを加えることで、生きものたちへの興味をさらに広げるための工夫が施されています。
~ 制作過程 ~
①2コマ漫画の素材集め
飼育員をはじめとしたアトアのスタッフから「みんなに知ってほしい」と思う生きものについてのネタを集めました。アトアにいる生きものについてのトリビアや好きな生きものについてのマニアックな話題など、たくさん集まった候補の中から2コマ漫画にふさわしいネタを厳選し、論文や図鑑などを元に情報の事実確認を行いました。
②2コマ漫画作成
軽快な4コマ漫画が人気で重版出来中の『水族館飼育員のキッカイな日常』(さくら舎)の著者「なんかの菌」さんが2コマ漫画のテンポにあわせ、生きもののウラ話をおもしろく伝えられるようにラフを作成。何度も修正のやり取りを重ね、生きものの特徴を捉えつつ、魅力やおもしろさを存分に引き出した2コマ漫画が完成しました。
③解説文・コラム・コメント作成
2コマ漫画に登場する生きものの特徴について、アトア飼育員が解説やコラムを執筆しました。
④入稿→色校正→校了→製本
表現の調整や誤字脱字の校正作業を行い、印刷の色味や汚れなどをしっかり確認して、最終印刷に移りました。
⑤完成
アトアの飼育員やたくさんのスタッフが関わり、度重なる確認や修正などの長い工程を経て、『2コマで読める 飼育員が教えたい 生きものウラ話』が完成しました。
átoa LAB SHOPにて特別コーナーが登場
制作に携わったアトアスタッフのこだわりポイントや、語り切れなかった生きもの解説などをátoa LAB SHOPの特別コーナーで紹介。書籍は自由に手に取って読むことができるので、じっくり見てから購入を検討することができます。
◆漫画・イラスト担当:【WM(なんかの菌)】
1983年、海なし県に生まれる。神戸大学大学院にて美術史学を専攻。水族館の採用試験で物好きな館長に採用され、海水魚の飼育員を経て社会教育を担当する。現在は生きもの関係を中心としたイラストなどを請け負っている。著書に『水族館飼育員のキッカイな日常』がある。