アトアで生まれたポルカドットスティングレイの幼体を展示します。
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生まれたときの様子 |
ポルカドットスティングレイの幼体 |
ポルカドットスティングレイは、南米のシング―川流域に生息する淡水エイです。名前の由来である水玉模様が特徴的で、アトアの制服のデザインのモチーフになっています。アトアでは、3年前の開業時から飼育しており、この度初めて繁殖に成功しました。
ポルカドットスティングレイは、卵胎生で、メスのお腹の中で卵が孵化し、子どもは親と同じ姿で生まれてきます。妊娠期間は約3か月で1度に4~7尾の子どもを生みます。求愛行動はとても激しく、繁殖期になるとオスがメスを追いかけ、尾や体盤を噛むため、メスが傷だらけになります。
アトアでも、昨年の10下旬頃から、メスの体盤に求愛行動とみられる傷が目立ち始めました。そして3月中旬、展示水槽で出産を確認、4尾の子どもが生まれました。
生まれたばかりの子どもは、広い展示水槽では餌が十分に食べられないことがある為、バックヤードに移動し、経過を観察していました。4尾とも餌をよく食べ、順調に成長し、このたび展示デビューすることになりました。餌を食べだすと大きくなるのはあっという間です。今しか見ることのできないかわいらしい姿をぜひご覧ください。
【 概要】
1.展示開始日:2024年11月16日(土)
2.展示場所 :アトア2階 MARIN NOTE 期間限定水槽
3.展示生物 :ポルカドットスティングレイ 2個体(2024年3月17日生まれ)
※展示期間未定。生物の状態により、予告なく展示を終了する場合があります。