地球温暖化を抑えるためには、
温室効果ガスのCO2からたくさん貯めこまれたブルーカーボンが重要です。
アマモなどの海草は炭素(C)をとても素早く貯めこみ、
世界中の浅い海に、広く分布していることから注目されています。
また、アマモなど海草の群落は海にすむ様々な生きものの産卵場・生育場としても、
海の生態系に不可欠な存在です。
átoaでは来場者にブルーカーボンについて理解を深めてもらうため、館内に壁面アートを展示しています。
本ページではアート内で解説しきれなかった補足説明に加え、ブルーカーボンに関する様々な取り組み等を紹介しています。
ブルーカーボンとは何なのか?
館内に展示中の壁面アートをつかって
動画で詳しく解説しました。
是非!アトアチャッターのティアラと
一緒に理解を深めてみてください。
アマモってどんなの?
日本各地に16種類の仲間が生息しているアマモ。
波の静かな砂泥池に藻場をつくり、花を咲かせる。
藻場は幼稚魚や小型生物が生育しやすい
【海のゆりかご】としても知られる。
実際に生えている様子を
須磨里海の会
須磨里海の会は漁師さんや地元の人たちと共に、アマモ場づくりやアサリのモニタリング調査などの活動に取り組んでいます。須磨海岸に生きものが増え、人々が海の恵みを身近に感じられる場所にすることを目指しています。
átoaは須磨里海の会による藻場づくりの取り組みに賛同し、ジャパンブルーエコノミー技術研究組合が認証した、須磨海岸藻場のCO2吸収量0.2tをJブルークレジット※として購入いたしました。
※Jブルークレジット
…CO2の削減量を売買できる仕組みであるカーボンクレジットの一種。その中でも国内のブルーカーボンを対象としたもの。
海のゆりかご
様々な生きものの産卵場・生育場として「海のゆりかご」とも呼ばれるアマモ場。四国水族館の『海の草原の景』では水槽内にアマモ場を再現しています。動画ではそこで暮らす生ものたちの様子をご覧いただけます。