今回は、たびたびアトアのブログに登場している、話題の尽きない生きもの、アオジタトカゲについてお話しします。

さて、アオジタトカゲの水槽の近くで作業をしていると、よく聞こえてくること第1位が、以前もブログにしました(https://atoa-kobe.jp/blog/archive/2025/705.html)、「なにこれ、トカゲ??ヘビ??うわ!ツチノコちゃうん!?」です。
続いて、第2位が、「うわ!舌が青い!!」です。
たまーに「かき氷食べたんちゃうんかな?」みたいな話も聞こえることもありますが、残念ながら、アオジタトカゲはブルーハワイ味のかき氷を食べたりしないので、彼らの舌が青いのは、青い色素が舌に沈着したわけではなく、もっと違う理由があるんです。
青い舌は何のため?
アオジタトカゲは、餌を食べるときや水を飲むとき以外にも舌を使います。
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水を飲むアオジタトカゲ |
それは、威嚇するときです。威嚇するとき、アオジタトカゲは口を大きくあけ、舌を平らにして広げます。
アオジタトカゲを食べようと近づいた敵からすると、急に青い舌が出てくるので、敵は驚いて攻撃するのをやめたり、少し止まってしまったりします。この隙にアオジタトカゲは逃げることができ、生存確率を上げているといわれています。
また、実はこの青い舌は単に青いわけではなく、トカゲや鳥類、ヘビなどからは、人間とは違った見え方をしていることがわかっています。
紫外線を使って会話する?
アオジタトカゲの舌の色を詳しく分析すると、青色や紫外域の波長が多く検出されるそうです。
紫外線は私たち人間には見ることができませんが、トカゲや鳥類、蛇などは見ることができます。この紫外線色の舌を使って、アオジタトカゲ同士でコミュニケーションをとっているのではないか(例えば:オス同士で争いをさけるなど)、と考えられています。
さて、今回はアオジタトカゲの青い舌のヒミツについてご紹介いたしました!
アトアのアオジタトカゲが威嚇するために舌を使うシーンをまだ私も見たことはありませんが、お水を飲むときやご飯を食べるときなどに舌を見ることはできます。アトアのアオジタトカゲは午前中からお昼くらいに活動していることが多いので、見てみたい方は、時間を狙って会いに来てみてくださいね!
