きらきら=ぼし A4の世界にすむ、にぼしとさかなたち

2024/1/12→2024/4/14

会場/2階
MARINE NOTE

観覧料/無 料 ※átoa入場料必要

主 催/AQUARIUM × ART átoa

協 力/株式会社BI

にぼしがみっしり

にぼしに魅了されたアーティスト
NAMIKOが描く、
緻密で色鮮やかなさかなたちの世界

今回の企画展「きらきら=ぼし」におきましては、「循環」をテーマに、丸いキャンバスに、にぼしが輪を成す作品を描きました。和、食物連鎖、イワシトルネード…。輪は一体どこからはじまるのでしょうか。
にぼしの原料となる「カタクチイワシ」は漢字で書くと鰯。本当に弱いお魚ですが、とても多くの命の「輪」を支えている存在で、まさに縁の下の力持ち。もし、イワシがいなくなったらその「輪」は終わってしまうのではないでしょうか。大学生の頃、デッサン課題だった干物と間違えて購入したにぼしを見つめながら考えました。それ以来、にぼしが輝きだし、夢中になりました。
にぼしには雄大な海の記憶と恵みが凝縮されており、宝石のような輝きがあります。私たち人間も一人一人は小さく弱い存在ですが、その一人一人が誰かにとってかけがえのない存在で、にぼしにも負けない輝きを放つ「きらきら=ぼし」。そして、命のバトンをつなぐ「循環」の一員です。
夜の帳の隙間から柔らかに地上を照らす一番星を見上げて、指を差したあの頃の純粋無垢な気持ちで18年間描き続けてきました。和して同ぜず。周りに理解されなくても、自分の気持ちに正直に。私の作品が、観てくれた人のエールに繋がれば幸いです。

NAMIKO【NIBOSHI&】

愛知県出身。干からびてもなお輝きを失わない「にぼし」に魅了されて以来日々「にぼし」を主題モチーフにし、作品制作をしている。ペインティング活動では、群集と生命への羨望をテーマにした作品を描き、RedBull Ignition大阪・アメリカ村街路灯アートプロジェクト、コニカミノルタ×雑誌『Pen』エコ&アートアワード、SHIBUYA ART AWARDSなどで入賞している。現在はにぼし作品以外にも、魚類を中心として色鉛筆で色彩豊かに表現した作品で全国の水族館や企業とタイアップを行い、コラボグッズ制作、個展開催などの活動を行っている。2024年春にはパリの「Aquarium de Paris」にて自身初の海外での個展を開催予定。

オリジナルグッズ

1階ミュージアムショップにて、ポストカード・ステッカーなどのátoaコラボ商品や複製画・お皿をはじめとしたグッズ販売中!

  • ブランケット6,600円(税込)
    エコバック2,200円(税込)

  • 複製画5,500円(税込)

  • ステッカー700円(税込)~

  • ぬり絵1,980円(税込)
    図鑑3,850円(税込)

  • ポストカード330円(税込)

  • アクリルキーホルダー2,000円(税込)

ギャラリー