この春、アトアに仲間入りをした、アメリカビーバー「ジャム」。
高知県ののいち動物公園から無事アトアまでたどり着いた後、バックヤードで過ごしています。

バックヤードの角で丸まって休む「ジャム」
バックヤードで過ごしていると聞くと、
「まだ外では見られないの?」
「どこか体調が悪いの?」
「はやくマンと一緒にいる姿が見たい!」
と思う方が多いでしょうか?
はやく外の展示エリアに出してあげたい気持ちは山々なのですが...
「ジャム」は今、検疫中なのです!!
「検疫」って何??という感じですが...
「検疫」とは、本来は港や飛行場などで、日本で発生していない病気や病原体を他の地域から持ち込まないように検査する事を言います。
そこから転じて、他の水族館や動物園から動物を迎え入れる時に、一時的に隔離して健康状態を確認する事を、「検疫」と呼んでいます。
簡単に言うと、「ジャムがもし何か病気になっていた時に、マンにうつると大変だから、念のため少し健康観察をしよう!」という事です。
それに加えて、今回の長距離移動で、少なからずジャムはストレスを感じていると思います。そのため、いきなり展示エリアに出るのではなく、落ち着いたバックヤードで過ごしてもらい、アトアという場所や飼育員に慣れてもらう事も重要です。
ジャムが新たな環境に慣れて健康に暮らすために、マンが安心して一緒に暮らせるように、この「検疫」という作業が必要なのです!
検疫中は毎日ジャムの体調や様子をしっかり観察します。便や尿の検査も行います。
ちなみにこれがジャムの便を顕微鏡で見た写真です↓

「ジャム」の便を顕微鏡で見た写真
ジャムが食べた木など植物の残りが見えますね!
行った検査では今のところ問題はなく、ジャムはバックヤードで元気に過ごしています!
皆様にジャムの姿をお見せできる日は近いかもしれません!!楽しみにお待ちください!!!



