2024年9月20日から12月2日まで、átoaの3階FOYERにて海ごみの企画展「プラスチックの海~変えられる未来~」を開催しています。
現在、世界では年間800万トンのプラスチックごみが海に流れ出ており、このままでは2050年には海の中のプラスチックごみの量が海水魚の総重量を超えてしまうともいわれています。企画展の一角に、45cmのキューブへぎゅうぎゅうに詰め込めたプラスチックごみを展示しています。これはプラスチックごみの年間流出量のたった10億分の1の量です。海に流れるゴミの量を想像してみてください。
(この展示のごみはátoaスタッフが淡路島のごみ拾い活動に参加して、2023年の12月に拾ってきたものです。)
海に流れ出たプラスチックは、波や風、太陽の光によってどんどん細かくなります。細かくなったプラスチックを、魚が餌と間違えて食べてしまったり、餌などと一緒に飲み込んでしまったりすることがあります。
企画展では、未来の海の姿を考えてもらうため、プラスチックが漂う海をイメージした水槽を設置しました。このような海にしないために何ができるでしょうか?(奥に泳いでいる魚とは、プラスチックを誤飲しないように仕切られています。)
また、この企画展では多くの企業や団体、アーティストの協力を得て、さまざまな角度から海ごみ問題に取り組む方法を紹介しています。
ゴミ拾い活動に参加したり、ごみを集めてアートを作ったり、分解するプラスチックやプラスチックを減らすための製品を意識的に使ったりと、何か海ごみ問題に向き合うヒントになればと思います。
未来を変えるために、できることから始めましょう。
また、11月には企業コラボのイベントも開催予定です。
▶ 企画展「プラスチックの海~変えられる未来~」詳しくはこちら
特設HPも作成しましたので、こちらもぜひご覧ください。