2024年12月7日に「成ヶ島クリーン作戦」というゴミ拾いのイベントにアトアスタッフも参加してきました。
成ヶ島は淡路島の東側に位置する小さな島です。
成ヶ島には海流の関係からビニール袋やペットボトル、ガラス瓶など様々な海ごみが多く流れ着きます。成ヶ島クリーン作戦は、地元の由良中学校の生徒たちや成ヶ島を美しくする会、地域の方々が協力して成ヶ島のゴミを拾うイベントです。
1時間ほどのイベントですが、ゴミ袋がいっぱいになるほどのゴミを拾いました。草むらや岩の奥の方までビニール製のロープやペットボトルなどのプラスチックの欠片のゴミが多く紛れ込んでおり、どれだけ拾っても取り切れないほどゴミが入り込んでいることに衝撃を受けました。
イベントには、国土交通省の海面清掃兼油回収船「Dr.海洋」も参加しました。
普段Dr.海洋は瀬戸内海や大阪湾に流れてきた海ごみを回収する役割を持っています。
神戸周辺で海を見ていたら、Dr.海洋が見えるかもしれません。
アトアでは12月2日まで海ごみの企画展「プラスチックの海~変えられる未来~」を行っていました。
展示以外にも海ごみを使ったワークショップや廃棄漁網をリサイクルしたプラスチック、ホタテの貝殻を利用した消しゴムづくりなどのイベントも行いました。
※写真はイベント「ホタテの貝殻で消しゴムを作ろう」(甲子化学工業)
企画展終了後もFOYERでは常設展示として淀川テクニック氏の海ごみを使ったアート作品の展示も行っています。
アトアでは引き続き海ごみの問題に取り組んで行きたいと考えています。
みなさんもぜひ各地域の海を守る活動に参加してみましょう!