2023年3月19日に大阪府のせんなん里海公園で開催された『第19回 ほっといたらあかんやん!大阪湾フォーラム』に参加させてもらいました。大阪湾フォーラムは大阪湾の環境を考える場として、大阪湾沿岸で活動する市民や団体等で構成された「大阪湾見守りネット」が中心となって、情報共有を目的に開催しているものです。
大阪湾という名称のため見落としがちかもしれませんが、神戸市のátoaから見える海も大阪湾です。
まだまだ大阪湾の環境のために活動などができていませんが、フォーラムなどに参加させていただき、今後の活動の参考にさせていただこうと勉強中です。
当日は快晴で、屋外イベント日和でした。
午前中は各団体さんの活動に関するポスター展示とビーチコーミングがありました。
átoaもポスター展示こそありませんでしたが、ポストカードをブースに置かせていただき、来場者の方々に持って帰っていただきました。このポストカードの内容に関しては、後日改めてブログに書きたいと思います。
ビーチコーミングには初めて参加させていただきました。
※ビーチコーミングとは:海岸に打ち上げられた漂流物を収集して観察したりするイベントのことです。
当日は参加者が海岸で集めてきた生き物や海ゴミを、リーダーの方に解説していただくという形式で、下の写真のように色んな物が集まりました。
海ゴミの中にはペットボトルのキャップやタバコのフィルターなど見覚えのあるものから、下の写真のような初めて見るものもありました。
これは牡蠣の養殖で使うもので、筏から吊るされて養殖されている牡蠣と牡蠣の間隔を保つスペーサーとして大量に使用されるものだそうです。海中で破損した場合や陸揚げの際に海に流れてしまうそうです。
ビーチコーミング中に集められた海ゴミはしっかり処分されましたが、別エリアに目を向けるとまだまだゴミが打ち上げられており、海ゴミ拾いには多くの人手と時間が必要であると改めて実感しました。
午後には各団体によるディスカッションがありましたが、ゴミ拾い活動を主催されているボランティア団体の方などは人手不足や後継者不足などに悩まされており、今後の活動が難しいかもしれないという話を耳にしました。
átoaでも水族館として、企業として、海洋環境の改善に貢献できるような活動・イベントなどができるように頑張っていきたいです!