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日常

水族館での水漏れ事故を防止せよ! ◎漏水センサーの共同開発

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アトアでは生きものを飼育・展示するだけではなく、生きものや環境に関する調査・研究も行っています。

その一環として生きものを安全に飼育するため、装置の研究や開発にも協力しています。

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大量の水を扱う水族館では、何かの拍子に配管が外れたり、餌の食べ残しやちぎれた水草などが詰まったりして、水があふれてしまう!なんてことがあり得ないとはいえません。もちろん日々のチェックや定期的なメンテナンスを行って、事故が起きないように努めてはいますが、やはり不意な水漏れ事故は心配です。特に、夜中に水漏れが起きてしまうと、朝まで気づかない可能性もあります。

そんな水漏れの心配を解決すべく、アトアでは、帝国通信工業さん、神戸デジタルラボさんと共同研究で「漏水センサー No-Blue(ノーブル―)」の開発を行っています。

▷ 研究結果報告はこちら

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漏水センサーはこんな装置

2本足型のセンサーで水漏れを検知すると、LINEに通知が来て知らせてくれるという仕組みです。

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この装置の長所は、

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実際のLINEの通知画面

① LINEに通知が届くので、離れた場所でも水漏れに気づくことができる

グループ設定で、グループ全員に通知が届くので、通知に気が付かなかった、というリスクを減らせますし、それだけ素早い対処をすることができます。

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設置場所や水槽の深さなどで変えられるいろんな形のセンサー

② 設置がお手軽

センサーを設置して、本体をコンセントに差すだけで設置完了です。スマホの電波が届く場所ならどこでも使えます。

また、センサーは取り外して簡単に交換が簡単にできますし、用途に合わせての形を変更することもできます。メンテナンスもお手軽です。

この漏水センサーを水族館で使うにはどんな形がいいのか、あんな風にこんな風に使えないか、こうしたらお手軽なのではないのかなど試行錯誤しています。

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バックヤード水槽に設置。配管が詰まって、水位が上がった時に通知が飛ぶように設置

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水漏れ対策以外にも、水槽の水をためる時に水の止め忘れで溢れてしまわないように漏水センサーを使用しています。

今後も水族館の生きものや飼育に役に立つようなツールの開発にご協力できればいいなと思っています。