2024年5月26日(日)にátoa近隣施設のデザイン・クリエイティブセンター神戸 KIITOで開催された、体験型海洋イベント「Ocean's 17 event」に参加してきました!
Ocean's 17は神戸市が主催しているイベントで、市内の海洋産業に関わる団体と連携して高校生に海の仕事や技術に触れてもらう、神戸の海洋人材育成プログラムにもなっています。
第6回となる今回は「海のゆりかご(藻場)」がテーマでした!
átoaは"藻場"が重要なキーとなる『ブルーカーボン』についてのレクチャーをさせてもらいました。
皆さんとても真剣に聞いてくだり、質問もたくさんしてもらえて、とても楽しかったです!
少しでもブルーカーボンや藻場の保全に関心を持ってもらえたら嬉しいです。átoaでは、公式HPでもブルーカーボンについて紹介しています。ぜひご覧ください。
レクチャーの後は川崎重工業株式会社さんによるワークショップ『海のゆりかごに光を!ろ過で水をきれいにしよう!』を開催し、班に分かれてろ過槽を作ってもらいました。
腐葉土が入った濁った水を短い時間でキレイにするには「どんなフィルターを何枚使えばいいのか?」を各班で協議し、キッチンペーパーやコーヒーフィルターなど様々なフィルターのなかから選定し、『コスト・ろ過量・透明度』の3指標で競争してもらいました。
透明度もろ過量もバラバラな結果に...
最終的にはコスト・ろ過量を重視した班が1位に!
班によってフィルターの素材やつけ方に差があって、とても興味深かったです。
このワークショップの最後には、『豊かな海』とはどんな海なのか説明させてもらいました。青く透明な海は泳ぐのにはいいですが、栄養が少なく生きものが育ちにくいとされています。栄養やプランクトンが十分にある、少し緑色の海を広げていけるよう、átoaも頑張りたいと思います!
もう1つのワークショップでは、班ごとに「エコマーク」を考えて発表してもらいました。
何の活動に対するエコマークなのか、何を守ってもらうためのエコマークなのかを考えてもらい、こだわりや工夫も発表してもらいました。
ゼロから考えるのはとても難しそうでしたが、様々な表現の仕方でマークを作成していて、私としてもとても勉強になりました。
発表ではマークを表示する場所や色などについても言及していて、こだわりが感じられました。
このように内容盛りだくさんだった「Ocean's 17」でしたが、このイベントを通して海の仕事につきたい!と思ってくれる人が増えてくれたら嬉しいです。
川崎重工業株式会社さんは未来創造本部「みらいほん」プロジェクトとして、Ocean's17以外にも様々な活動を通して次世代を担う人材の育成に取り組まれています!興味がある方は是非、下記サイトから詳細をチェックしてみてください!