みなさんは、身近な人の意外な一面に驚いた経験はありますか?
普段とのギャップやちょっとした気づきから、その人への愛着が湧いたりすることがありますよね!
実は、水族館の飼育員も毎日見ている生きものたちが、ふと見せる意外な一面を発見して嬉しくなることがあります!
今回は筆者が発見した、とある生きものの意外な一面をご紹介します!
その生きものとは・・・
「ヤエヤマギンポ」です!
ヤエヤマギンポはアトアの一部の海水水槽にはえるコケを食べてくれるお掃除係の魚として大活躍しています。
ヤエヤマギンポをお客様に紹介するときには、「岩の上を動き回る、"地味な色"をした細長い魚」という表現をすることがあります。
しかし、このヤエヤマギンポを間近で観察してみると・・・
あ!とてもカラフルで個性的な顔をしていますね!
遠くから岩のコケをついばむ姿を眺めるのもとてもかわいらしいですが、近くで顔をじっくり観察してみるのもいいですね。
こちらは別の水槽のヤエヤマギンポ。
差し込んだ光をエメラルドグリーンに反射する眼が、息を呑む美しさです。
同じ魚でも見る角度や個体差、繁殖の時期、その時のいきものの調子などによって様々な体の色を見せてくれるのも、魚を飼育して観察することの魅力ですね!
みなさんも、アトアにご来館された際には、魚たちの意外な一面を探してみてください!