皆さん、こんにちは。
átoaでは、今年の7月1日から「ペンギンのフィーディングタイム」というイベントが始まっています。飼育員がペンギンに餌をあげながら生態などを解説するイベントです。
現在、átoaでは7羽のフンボルトペンギンが生活しています。
私は4月からペンギンの担当になったのですが、新人ペンギン飼育員の一番初めの仕事は何だと思われますか?健康管理のためにペンギン一羽一羽の餌の量を把握するため、7羽のペンギンを見分けることが最初かつ重要な仕事なんです。1番見分けやすいのがお腹にある斑点模様の数や位置です。先輩飼育員から特徴を教えてもらい、何とか覚えられたと思ったら、ペンギンたちが水中に入るとお腹の斑点模様が見えない・・・。
どの子か分からないといったことになってしまいました。なので、斑点模様以外にも特徴を見つけ水中にいるときでもわかるようにしました。
今回は7羽いるペンギンのなかでアイ(♀)とトマト(♂)を紹介します。
アイ(♀) 特徴:お腹の真ん中(縦方向)に斑点が多め。 |
トマト(♂) 特徴:お腹の縁に斑点がちらばっている。 |
アイとトマトはペアのペンギンです。この2羽はいつも近くにいて休息などをしているとっても微笑ましい光景をみることがあります。átoaに来られた際はぜひアイとトマトを探してみてくださいね。
さて、ペンギンのフィーディングタイム、解説デビューに向けて、
まずは解説するにあたり原稿を作成することから始まりました。先輩に原稿を確認してもらい、修正して完成したら次は話す練習です。ただ、原稿を覚えて話すだけではなく、お客様に伝えたいことをどういう話し方をすれば伝わるか?などを意識しないといけません。また先輩方がどのように解説されているのかを聞く事も大切です。
今はátoaが開館する前に、実際にペンギンの給餌に合わせて、話す練習をしています。
先輩方に聞いてもらい、毎回アドバイスを貰い、それを元に家で練習することを繰り返しています。
先輩方から頂いたアドバイスを書いたメモ帳
先輩方のように、お客様に伝わりやすく、楽しんで頂けるイベントになるように練習を重ねて、追いつけるように解説デビューに向けて頑張ります。皆さんぜひátoaのフンボルトペンギンたちに会いに来てくださいね!
お待ちしています!