皆さんこんにちは! 2024年、早くも20日が経過しましたね。驚きです・・・
今年もátoaの生きものたちは元気いっぱい過ごしていますよ☆
átoaでは個体名(以下、名前という)が付いている生きものがいます。
カワウソ・カピバラ・ゾウガメ・ペンギン・ワラビーには1頭(ペンギンは1羽)ずつ名前がついているんです。
ゾウガメ以外は、もともと暮らしていた水族館や動物園で名前を付けており、átoaへとやってきました。ちなみにゾウガメはタレントの中川翔子さんが名前を考えてくださったんですよ!
また、átoa生まれのワラビー「ウルル」はátoaスタッフとお客様で名前を決めた個体なんです。
今回は、フンボルトペンギンの"名前"を、その由来とともに詳しく紹介させてください!
átoaで暮らしているフンボルトペンギンは全部で7羽。7羽とも高知県にある桂浜水族館(高知県高知市浦戸778)からやってきました。まずはざっと紹介します!
まきの・たけち・やなせ・アサヒ・アイ・トマト・くもん です。
なかなか個性的な名前ではないですか?私たちも初め名前だけを聞いたときは、「え?オス、メスどっち?!」などと混乱することもありました。
では!そんな名前の由来をご紹介~。
実は"高知県"にゆかりのある人物や物事が名前の由来になっているんです!
・・・ある1羽を除いては(笑)
◎まきの(♀)→高知県出身の植物学者、牧野富太郎さん より
◎たけち(♀)→土佐藩の志士、武市半平太さん より
◎やなせ(♂)→高知県出身の漫画家、やなせたかしさん より
◎アサヒ(♀)→アサヒビール より (高知の方はお酒が好きな方が多いので!他には「キリン」「オリオン」などの名前がついたペンギンが居たようです)
◎アイ(♀)→2010年生まれのアイ。その年に高知県で開催された「土佐・龍馬であい博」のイベント名 より
◎くもん(♀)→高知県出身の数学教育者、公文公(くもんとおる)さん より
例外もあります♪
◎トマト(♂)→人工育雛(じんこういくすう)※の期間があり、その担当者が名前を付ける前日に食べていた夕食 より ※何らかの理由により親がヒナを育てることが出来ない場合に人の手で育てること
トマトくん(笑) いい名前ですよね!!
飼育個体数が多い種の名前をつけるのは、意外と大変なんです。過去に同じ名前の個体がいなかったかを確認するところもあるようですよ。
各水族館や動物園の飼育担当者のみなさんやお客さまも一緒に考え、愛情をもって付けてくださった名前をátoaでは大切に引き継がせていただいているというわけです!
átoaでは、それぞれの出身園館時代から動物たちを見守って下さっているお客様も多く、愛着をもって呼びかけてくださっている名前をこれからも大切にしていきます。