みなさまこんにちは!
現在アトアでは、2024年9月20日より、企画展「プラスチックの海~変えられる未来~」を開催しております。
企画展を記念したオープニングイベントとして、2024年9月21日にワークショップをおこないました!本日はその様子をレポートいたします。
今回のワークショップ、タイトルは「ゴミジナル工作®」。
名前にもある通り、"ごみ"を使ってオリジナルの作品をつくろう、というなんともユニークな企画です。ワークショップの会場には、カタチや大きさも様々、色とりどりの"ごみ"がたくさん。これらのごみは、海辺に流れ着いた、いわゆる"海ごみ"と呼ばれるものたち。今回の企画展のメインテーマです。
参加者の皆様には、この大量の"海ごみ"の中から気に入ったものを自由に組み合わせて、思い思いにアートづくりを楽しんでいただきました。
漁に使われていたであろう網や、ビーチサンダル、トレー、子どもや犬のおもちゃ、などなど...中には、正体がまったくわからないものもありました。「これ、なんだろう?」と興味津々の子どもたち。その様子はまるで宝さがしをしているみたい。
一度はごみとして捨てられてしまったものが、アートのパーツとしてイキイキ輝いている姿が印象的でした。
アート作品に生まれ変わる海ごみたち
製作途中の様子
お気に入りのパーツを見つけたら、グルーガンで接着していきます。割れた植木鉢のような海ごみに小さなパーツを貼り合わせたら......素敵な生きものに大変身⁉
それぞれ異なるパーツを組み合わせているからこそうまれる表情がとても魅力的ですね!
完成した作品を持って記念撮影。できあがった作品は大事にお持ち帰りいただきました!
完成した作品と一緒に
今回講師にお招きした淀川テクニック氏は、全国各地を巡り、その地域の人々と交流しながら海ごみをアートに生まれ変わらせる活動をされています。
その作品は、3階FOYER企画展コーナーにて引き続き展示中。愛らしい魚たちの表情を、ぜひお近くでご覧ください!
お子さまはもちろん、ご夫婦やご年配の方まで、たくさんの方にご参加いただいたワークショップ。楽しみながら、海ごみ問題について考えていただけるきっかけになったのではないでしょうか。
今回のワークショップでは素敵なアート作品に生まれ変わった海ごみですが、実際には海の生きものや私たちの生活を脅かす大きな問題として世界中で議論になっています。これ以上海ごみを増やしてしまわないよう、私たち一人ひとりの行動を見つめ直してみませんか。
企画展「プラスチックの海~変えられる未来~」は、2024年12月2日まで3階FOYERにて開催中。企画展と今後のイベントについては、こちらをご確認ください。
ご来場、ご参加お待ちしております!