みなさまこんにちは!
この写真はある朝の一コマです。
以前に、水槽の掃除方法についてお話しました。 ▷ 過去のブログはこちら|「9月24日は清掃の日!」
が、大きな水槽はどうやって掃除しているのかというと、潜水掃除といって、スタッフが展示水槽に潜って掃除をしています。
潜水掃除は誰でもできるわけではありません。ちなみに今ブログを書いている私はできません。
まずは、潜水士という免許を取る必要があります。
仕事で潜水器材を用いて作業するには、この免許をもっていないといけません。
この免許は筆記試験で取れるので、一度もウエットスーツすら着たことのない私も持っています。
加えて、アトアでは、独自の潜水訓練というものを実施しています。
先程の写真は、潜水訓練中の様子です。
潜水訓練のメニューは、掃除の仕方はもちろん、緊急時に対処できるよう、
水中で潜水器材を取り外したり、付けたりといった安全対策の技能習得が主になっています。
一連の訓練を乗り越え、よし、もう一人で潜っても大丈夫!と合格をもらった人が潜水掃除をできるようになります。
アトアでは、写真の水槽のほかにも潜水掃除をしている水槽が3つあります。
基本的には、開館前や閉館後に掃除をしていますが、最初に紹介した水槽では、たまーに開館中に掃除を行うことがあります。
運がよければ、ウエットスーツを着た飼育員に興味津々で寄っていくカピバラたちの姿が見られるかもしれません。